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電車でGO! Windows版の隠し設定

Windows版の一部作品には設定プログラムでは変更できない隠し項目があり、
レジストリ等を直接変更することで有効にすることができます。
ここでは実行ファイル内の文字列を手掛かりに検証した結果、効果が判明しているものを載せておきます。

注意事項
・レジストリやファイルの変更は操作を誤るとゲームが正常に動作しなくなる可能性がある他、
 最悪システムに悪影響を及ぼす可能性があります。
 やっていることの意味や危険性が分かる方のみ、自己責任の上で実施してください。
 (具体的な操作方法はここでは解説しません)
・バージョンによっては無効になっていたり、挙動が異なる場合があります。
 またファイルやレジストリの位置が違う場合があるかもしれません。
 (新幹線以外は廉価版でのみ確認しています。またレジストリのキー名はWindows7の場合です)
・レジストリに該当の項目が無い場合、一部を除き「DWORD(32bit値)」で項目を追加してください。
 (プロ1・名鉄・汽車の「Movie」のみ「文字列値」)



電車でGO!(初代)
電車でGO!2(無印[量産車])
※共に初期バージョンのみ有効、後期バージョン及び爆発的シリーズ(廉価版)では無効

初期版は持っていないので詳細は不明ですが、INIファイルに特定の値を追加することで隠し機能が使えたそうです。
2(無印)はこちらのサイトに詳細が載っています。 →第一閉塞進行! - 電車でGO!2 Windows版で遊ぼう!
(現在はトップページからリンクが繋がっていないようなので、直リンクになっています)
廉価版でも(3000番台も)これらの文字列が実行ファイルに見つかるのですが、
INIファイルに項目を追加しても何も起きませんでした。



電車でGO!2 3000番台(爆発的シリーズ)
※この項目は2ちゃんねる掲示板(現:5ちゃんねる)の情報を基にしています。

BINフォルダ(実行ファイルと同じフォルダ)内に「dengo3k.ini」というファイルを作成し、下記項目を追加
[default] 必須項目、以降の項目はこの行より下に入力すること
debug=1 1にするとウインドウモードで起動
※ただし、画面モードが16bitカラーでないと起動しない(32bitカラー不可)
vga_1024x768=1 1にすると解像度1024*768で起動
メーター類が画面上部にまとめられるので違和感あり(→参考画像)
(速度メーターはデカデジ表示の方がプレイしやすいかもしれません)



電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正(本格的シリーズ)

レジストリ:HKEY_CURRENT_USER\Software\TAITO\電車でGO!3
debug 1以上にすると特殊モードで動作する(通常モード以外ではスコアは保存されない?)
ゲーム内のランキングには記録されるがネット登録用データは更新されない?
0…通常モード(デフォルト)
1…(999秒)持ち時間が999秒のまま減らない(ただし、停車画面のみ減点が行われる)
  停車・通過の度に時刻が1時(深夜1時(25時)ではない)に戻るが、
  早着による信号変化はない
  この影響によりデモ画面で電車が動かなくなる
  (決められたリプレイではなく、時間と残り距離を基に自動的に加減速する仕様のため)
2…(自動運転)全モードでデモ画面同様の自動運転になる
  たまにズレるが、基本的に定刻・+-50cm以内停車(great停車)を狙うように運転される
  (なおマスコン・ブレーキレベルが一瞬で変化するので人間が全く同じ動作をするのは困難)
  速度制限は無視するが、999秒モード同様停車時以外は持ち時間が減らない
  鉄人モードのATS確認が必要な駅では停車位置まできても速度が完全に0にはならず、
  数十分待って車止めにぶつかるまでゲームが終わらない
Showframe 1にすると画面左下にフレームレートと(設定での)フレームスキップ数を表示
(プレイ開始時の車両紹介画面のみ15fps、それ以外は30fpsが標準の模様)

レジストリ:HKEY_CURRENT_USER\Software\TAITO\電車でGO!3\dgocalib
OpenDebug 1にすると上記項目を含めた「デバッグ設定」ボタンが拡張設定画面に追加される
さらに下記のキーが有効になる
W…3Dポリゴン部分が非表示になる(2Dスプライト?のみ表示される)
S…スクリーンキャプチャ(imageフォルダ内に保存される)
  画面が一瞬止まるが、その間もゲームは進んでいるので注意
  (正確には停止した分フレームスキップされている?)



電車でGO! プロフェッショナル仕様(本格的シリーズ)

レジストリ:HKEY_CURRENT_USER\Software\UNBALANCE\電車でGO!プロフェッショナル仕様
MOVIEALL 1にすると資料館でムービーが全て選択可能(Windows版デフォルト)
0だと見たことのあるもののみ選択可能(PS版相当)
SELECTALL 1にすると全ダイヤを選択可能
(クリア扱いにはなっていないので資料館のデータは解放されない)
FREERUN 1にすると持ち時間が減らなくなる(ペナルティそのものがなくなるわけではない)
MOVIE
(文字列値)
ムービーデータのあるフォルダを指定
(相対指定可能、インストール先フォルダが基準)
このソフトのみムービーデータのHDDインストールを行えず、ムービーは常にCDから読み込むのですが、
(名鉄・汽車の最小インストール相当のみ、これらのソフトはフルインストール可能)
CDのムービーデータ(data\Sフォルダ内)をHDDにコピーした上で、
MOVIEの設定値をコピー先のフォルダに書き換えればHDDからムービーを読み込むようになります。
(コピーしたファイルはアンインストール時には削除されないので手動で削除する必要があります)



電車でGO! 名古屋鉄道編(爆発的シリーズ)

レジストリ:HKEY_CURRENT_USER\Software\UNBALANCE\電車でGO!名古屋鉄道編(爆発的1480シリーズ)
MovieAll 1にすると資料館でムービーが全て選択可能(Windows版デフォルト)
0だと見たことのあるもののみ選択可能(PS版相当)
FREEALL 1にするとフリーランが全開放(クリアしていないダイヤでも選択可能)
DEMOLONG 1にするとタイトル画面のデモループでランキング画面がスキップされる
Movie
(文字列値)
ムービーデータのあるフォルダを指定(相対指定可能)



汽車でGO!(爆発的1480シリーズ)

レジストリ:HKEY_CURRENT_USER\Software\UNBALANCE\汽車でGO!(爆発的1480シリーズ)
MovieAll 1にすると資料館でムービーが全て選択可能(Windows版デフォルト)
0だと見たことのあるもののみ選択可能(PS版相当)
AllClear 1にすると全ダイヤがクリア扱い(金星)になる(資料館の内容も全て選択可能になる)
RendKisha 1にすると運転画面で車両部分が非表示になる
前方の見通しが良くなるが、逆転機のメーター部分も消えてしまい見づらくなるので注意 →参考画像
Movie
(文字列値)
ムービーデータのあるフォルダを指定(相対指定可能)



電車でGO!新幹線 山陽新幹線編

レジストリ:HKEY_CURRENT_USER\Software\TAITO\電車でGO!新幹線 山陽新幹線編
showframerate (通常版のみ有効)1にすると画面下部に現在のフレームレートが表示される
saveimage 1にするとマウス左クリックでスクリーンキャプチャが行える
imageフォルダに保存されるが、画面モードが16bitでないと真っ黒になってしまう
通勤編同様、画面が一瞬止まるが、その分フレームスキップされるので注意
fullopen 1にすると、セーブデータ(gamedat.bin)が無い場合、
全ダイヤが100点(金星)でクリア済みの状態でセーブデータが作成される
既にセーブデータが存在する場合は何も起こらないので注意
(実施したい場合、手動でセーブデータを削除する必要がある)

showframerateは廉価版(本格的シリーズ)では無効になっているようです。
fullopenはプロフェッショナル仕様のSELECTALL(有効にしている間だけ全選択可能、セーブデータには影響なし)とは違い、
セーブデータの新規作成時に全ダイヤクリア済みデータで初期化する形になっています。
この為、fullopen=1でデータ初期化後にこの項目を無効にしてもセーブデータはクリア済みデータのままですし、
既にセーブデータがある場合はセーブデータの新規作成(初期化)が行えないので何も起きません。

またfullopenは全ダイヤがクリア済みになっているので、隠しダイヤも解放されていますが、
通常版では走行距離が0kmのままの為、走行距離が条件の隠しダイヤは初期状態では選択できません。
(レジストリのgamedat.binの$260から4byteが走行距離(m単位、4byte整数)なので
 ここを大きな値(10000kmなど)にすればOK)
廉価版では起動時に効果音が鳴る他、走行距離100000kmで初期化されるので初めから全ダイヤが選択可能です。
尚、廉価版ではセーブデータの保存場所が変更されているのですが、
(通常版はレジストリ、廉価版はファイル(C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\TAITO\H_TrainGoフォルダ内)
廉価版のセーブデータが無くてもレジストリに通常版のセーブデータが残っている場合、
通常版からセーブデータの引き継ぎが行われ、この場合はフルオープンでの初期化は行われません。




電車でGO! 旅情編(本格的シリーズ)

レジストリ:HKEY_CURRENT_USER\Software\TAITO\電車でGO!旅情編
frameskip 1以上にすると指定した分だけ描画を常に間引く(メニュー画面を除く)
(通勤編や新幹線のフレームレート設定と同様の効果)
フレームレートが安定しない場合に有効?
0…間引き無し(最大60fps・PS2版相当)
1および省略時…描画回数1/2(最大30fps・Windows版デフォルト)
2…描画回数1/3(最大20fps)
以降1/4(15fps)、1/5(12fps)…と1/(n+1)回になる
※処理が重い(描画が追いつかない)場合のコマ落ちはこの設定に関わらず行われる
※初期状態ではPS2版よりフレームレートが低いので注意



電車でGO! FINAL(本格的シリーズ)

レジストリ:HKEY_CURRENT_USER\Software\TAITO\電車でGO!FINAL
frameskip 1以上にすると指定した分だけ描画を間引く(旅情編参照)
0=60fps(PS2版相当)、1および省略時=30fps(Windows版デフォルト)
showframe 1にすると画面上にフレームレートが表示される「fps:(処理回数) (描画回数)」
運転画面ではオブジェクトの描画範囲?(225m〜500m)も表示される
※処理回数>描画回数ならばコマ落ち(フレームスキップ)が、
 処理回数が60(ムービー再生中は30)未満の場合は処理落ちが起きていることになる
saveimage 1にするとゲーム中F1キーでsnapshotフォルダに現在の画面が保存される
※ただし、画面モードが32bitカラーでないと動作しない
他タイトル同様に一瞬画面が止まるが、フレームスキップはされない
(F1キーを押しっぱなしで1フレームずつキャプチャ可能)
ただしキャプチャを行うと画面が止まる=処理落ちしていると判断されて
描画距離が短くなる可能性があるので連続で行う場合は注意
(設定プログラムで被写界深度を最大にすると描画距離を極力落とさないようになる模様)

レジストリ:HKEY_CURRENT_USER\Software\TAITO\電車でGO!FINAL\dgocalib
OpenDebug 1にすると上記項目を含めた「デバッグ設定」ボタンが拡張設定画面に追加される
※旅情編同様、初期状態ではPS2版よりフレームレートが低いので注意

(小ネタ)起動時のタイトーロゴをスキップ
これは隠し設定ではないのですが、ムービーはファイルが無くてもエラーにならず、処理がスキップされるだけなので
タイトーロゴのムービーであるcddata\dengo\Movie\sig_new.pssに対して名前の変更(もしくは移動・削除)を行うと
普段はスキップできないロゴムービーを無くすことが出来ます。





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