一部のファイルは圧縮して保存されています。
ここでは、マップファイルなどにかかっている圧縮データの解説をします。

※ここで解説している圧縮形式はMAPファイルや一部の画像ファイルで使われていますが、
　ファイルによっては他の形式で圧縮されている可能性もあります。

データは基本的に
[圧縮パターン番号] [パラメータ]
の繰り返しで、パターン番号によって展開方法が違い、
パラメータ部のサイズ、展開サイズもパターン番号によって変わります。
(パラメータ部：0〜3バイト　展開サイズ：4の倍数)

圧縮されたファイルを展開する時は、
１．パターン番号を読みこむ
２．後に続くパラメータ部を読み込む(無い場合もある)
３．圧縮パターンとパラメータからデータを展開して展開先バッファに書き込む
４．１に戻る（次の圧縮パターンを読み込む）
…の繰り返しになります。
ファイルの終端まで来たら終了です。
（終了を示す識別子のようなものは無いようです）

各圧縮パターンごとの展開方法を解説します。

・値は基本的に16進数で表しています。 ・[ ]付き数字はパターン番号、 aa bbなどはパラメータ部を表しています。 ・「*1」など、*付きの数字は、*の部分に任意の値が入ることを表しています。 ・「前の○byte〜」「○byte前〜」となっているものは、 　（展開後のデータに対して）展開先のアドレスから○バイト前が参照されます。

・00(無圧縮)

・*1、*2(繰り返し(コピー)系)

・*3、*4

・*5、*6

・*7〜*a

・f7、f8(固定値)