最初の4byteはサイズ情報です。（横・縦でそれぞれ2byteずつ） となっています。
以降は圧縮データのように「パターン番号」「パラメータ」の繰り返しになっています。
基本的に一回のパターンで横8ドット分を表し、これが横方向に続いています。

他の画像ファイルでは
　・1byte中の各bitが1ドットに対応
　・↑のようなデータが複数あり、1byteごとにパレット番号(3bit)の各bitおよび描画フラグ(1bit)に対応
となっていましたが、この一枚絵データでもパターン番号に沿ってデータを展開すると
同様の形式のデータが得られます。
（一枚絵では描画フラグにあたるデータはないので得られるデータは3byte(8dot*3bit)です）
※これはあくまで「↑の形式でデータを得ることができる」という意味であり、
　 実際にこの形式に展開(変換)して処理しているのかは不明です。

パターンは$00〜$FFの全てを試したわけではありませんが、とりあえず確認済みなのは以下の通りです。

・値は基本的に16進数で表しています。 ・[ ]付き数字はパターン番号、 aa bbなどはパラメータ部を表しています。 ・「*7」のように「*」付きの数字は、「*」の部分に任意の値が入ることを表しています。 ・[04/05]のように「/」付きの場合は両方のパターンの展開結果であることを表しています。 　（[*4]と[*5]は「--」の部分以外は同じ値になります）

通常書き込み

パターン番号	パレット番号
	+1	+2	+4
[01] aa	aa	aa	aa
[02] aa bb	aa	aa	bb
[12] aa bb	aa	bb	aa
[22] aa bb	aa	bb	bb
[03] aa bb cc	aa	bb	cc
[04/05] aa	--	--	aa
[14/15] aa	--	aa	--
[24/25] aa	aa	--	--
[34/35] aa bb	--	aa	bb
[44/45] aa bb	aa	--	bb
[54/55] aa bb	aa	bb	--

[*6]	8ドット全てがパレット*番になる

※*4の場合、「--」の部分は常に$00になる
※*5の場合、「--」の部分は常に$FFになる

繰り返し・コピー系

[00] aa ...	次に続くパターンを(aa+1)回繰り返す
[*0] ... (*は0以外)	次に続くパターンを(*+1)回繰り返す
[*7] aa	(*+1)ライン上から(aa×8)dotコピーする ※訂正：以前「(aa+1)*8dot」と書いてありましたが正しくは上記の通りです(2011/03/21)

※これらのパターンでは右端をはみ出るような指定はできません。（エラーになります）
※繰り返し系は重複(多重)指定できません。（最後に指定した値が有効）
※「○ライン上からコピー」は繰り返し指定されていても無視されます。（常に1回のみ実行）

例：[12] 7F AAの場合（→$7F/$AA/$7F）

パレット番号bit0(+1)	$7F(01111111)		+1 (001)	+1 (001)	+1 (001)	+1 (001)	+1 (001)	+1 (001)	+1 (001)
パレット番号bit1(+2)	$AA(10101010)	+2 (010)		+2 (010)		+2 (010)		+2 (010)
パレット番号bit2(+4)	$7F(01111111)		+4 (100)	+4 (100)	+4 (100)	+4 (100)	+4 (100)	+4 (100)	+4 (100)
表示色		2 (010)	5 (101)	7 (111)	5 (101)	7 (111)	5 (101)	7 (111)	5 (101)

ENDING6.DATのみ、1つのファイルに複数(12個)のデータが含まれています。
ファイルの先頭には各データの開始アドレス(2byte)が12個続いており、
その後にデータ本体が続きます。